小さな書店を開業する。
この夢の実現のためにこの本は、具体的な想像を広げさせてくれる。
自分の好きな雰囲気の方向性が知れる。
内装はコンクリート打ちっぱなしなのか、古民家みたいな木の温もりなのか、白を基調とした無機質な感じなのか、黒で統一する洗練されたモードなイメージなのか。
どうやら、私は映画「ネバーエンディングストーリー」の冒頭でいじめっ子に追いかけられて少年が慌てて逃げこんだ先の古い書店の雰囲気が好きなようだ。
昼間なのに、店内はやや暗め。淡いオレンジ系の照明の演出なのか。
その店は古書店だったけど、自店には新刊も置きたい。
太った丸メガネをかけた髭もじゃのおじいさんが、書物に囲まれて奥で鎮座しているような店主の店。
わかるかなぁ。
だから、真新しい感じよりも。
アンティークのような味のある革張りの、重厚感のある背表紙の書籍がズラッと並んでいるような雰囲気の店が好き。
そういう具体的なビジュアルに落とし込むために、こういう本はとても役に立つ。
『世界で最も美しい書店』 著者 清水玲奈
アメリカ オハイオにあるパーツブックスと、フランス パリにあるシェイクスピア・アンド・カンパニーのような書店のミニ版を目指したい。
日本にもあればいいのに。
どこかにあるのかなぁ。ないのかなぁ。
ならば、作るか、そうしよう。
世界のあらゆる書店めぐりをされている著者の清水玲奈氏。
この本以外にも、いくつも出版されていてとても大好きな作家さん。
素敵な仕事をされている。
あなたのおかげで、夢広がります。ありがとう。
夢のような書店のことが知りたかったら、ぜひ清水玲奈で検索を。
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