191ページから始まるBUNSHIMURAが魅力的すぎて、どうしよう。
兵庫県西宮市に出来つつある本屋である。
気になって調べてみたところ、明治~昭和にかけてのいわゆる「文士」達が住んでいた家屋が再現される形で、西宮名塩駅周辺に造られつつあるらしい。
外観も内装も、文豪たちが住んでいた当時の姿で再現され、例えば家の中に置いてある本はもちろん、本棚も買えれば文机に桐箪笥に着物だったり、床の間の掛け軸や書画骨董、その他すべて作家の愛用品と同じデザインの物が入手可能な本屋なのである。
これは、本屋なのかな?
同じモノと謳ってしまうと記念館行きだろうから、レプリカでも世界観をとことん追求して作りこめばかなり面白い本屋になると思うんだけど。
建築、美術、インテリア、出版、不動産、等々あらゆる業者さんとの連携が必要だけれども。
記念館ではなく、本屋として開業できたらおもしろいだろうなぁ。
文士マニア泣かせの本屋。
行ってみたい人、この本の最後の1行を読んでからにしてね。
『まだまだ知らない夢の本屋ガイド』 朝日出版社
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