この人やっぱりすごい!と思わせてくれた1冊を紹介したい。
生きていく上で、成功とか失敗なんて気にしない。
そもそも、そんなものはない。
やりたいことがあるのか、やるのか、やらないのか。
やりたいことをやり続けていけばそれは、成功っていうこと。
そう豪語する彼の名は、栗城史多。
彼は、コネもお金も経験も何も持っていなかったけれど、「エベレスト登頂!」という夢をずっと口に出し続けていたら、必要なお金や方法は後からついてきたを証明した。
たとえ自分が持っていなかったとしても、誰かが持っている。
自分から夢を伝え、その夢を応援する人が集まったとき、必要なものは全て揃っている。
重要なのは、たとえその夢を実現する自信がなくても。行動することだ。
これが栗城流の夢の叶え方だ。
彼は何度もエベレストに挑戦しているし、ずっと夢を追い続けている。
応援してくれる仲間も、スポンサーも、資金も、気がつけば手にしていてまた次の挑戦へ一歩踏み出す。
『夢を口に出すこと』それこそが夢を叶える最短の道である。
彼の生き方として、素敵だなと思うのは、頭で考えているものに本物なんてない。
考えていたって何も生まれない。
頭の中を空っぽにして、小さな枠を捨てること。
そして無くすこと。
何か欲しい時は、自分から吐露すること。
そして与えること。
自分が吐き、与えることによって酸素も喜びも欲しいものも入ってくる。
山から授かったものの一つだと思うが、この生き方のスタンスがとても魅力的。
純粋でまっすぐな青年。
彼は今、何を思っているのだろう。違う山を登っているのか。
また新たな冒険に心躍らせているのか。
きっとまた皆をワクワクさせてくれる生き方を見せつけてくれるに違いない。
著書『NO LIMIT』 著者 栗城史多