父子家庭。という響きのイメージが変わった。
男だけで暮らすのって、力が抜けてて、実はすごく暮らしやすいのではないか。
女がいないと、こうも違うのか。
息子二人と暮らす河相我聞氏の、日常を綴ったブログの書籍化だけど。
あっっっという間に読み終えてしまった。
なにかがすごくおもしろい!笑い過ぎて悶絶する、、、とかは全くないんだけど。
こんなゆるーーい男だけの家庭って、実はいいかもしれない、、と思っちゃう。
あれをするな、これはダメ。みたいなことは一切言わず、むしろだめだめパパで、息子と共に成長している感満載。
高校に行かず、中卒の道を歩んでいる次男と、就職はせず、父と同じ俳優の道へ進み、バイト三昧の長男と。
勉強は、小学三年生までの知識しかないけど、四〇歳を過ぎた今も、ゲームをこよなく愛す自分大好きな父の三人で。
何か困ったことが起きたら、その時に考えたらいいじゃない精神の、ゆるーーく生きているこの家族。
なんだかんだいって、「かわいいなぁ息子って。」と、頭をワーシャワシャする河相我聞の親バカっぷりは、とても微笑ましい。
こんなお父さんもいいもんよ。
むしろ、このくらいがちょうど良いんじゃないか。
ダメな親だと子どもはしっかりするもんだ。
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