タイトルからは、まじめなのか、コメディなのか、泣けるのか。
わからなかったから、気にはなっていたけど。
読むまでに時間がかかってしまった。
結論。とてもおもしろかった。
うつ病患者の心理面、できなくなっていくことへの不安感、不眠、絶望。
支えてくれる人への申し訳なさ、自分なんかいなくても誰も困らない感。
に加えて、一番近くで支えたい人の心理、も細かく描かれている。
どうしてあげたらいいのか。支えたいのに、、のジレンマ。
そこに思わず笑ってしまうシチュエーションや、言動。
涙せずにはおれないシーン。
衝動的な自殺など、きっちり描かれている。
うつ病だけではなく、パニック障害や精神的疾患のある人や。
心が弱い人、本人はもちろん、周りで支えたい人も見てほしい。
何が有難くて、何が正直迷惑か、少なからずわかると思う。
一つ言えることは。単純に物語として、かなりおもしろい。
宮崎あおいさんと堺雅人さんで映画化もされています。
心にやさしい映画です。
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