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子どものやる気を奪う余計な言葉がけ

我が家では、ゲームとテレビを平日は1時間、休日は2時間までと決めている。

「約束ね」ということで、子どもも了解して時間を決めた。

が、しかし放っておくとすぐその時間制限を超える。

それを当の本人も分かったうえで視聴し続けている。

その時の私のひと言。

「また約束破ったね。なんでいつも守れないの?」

でも、これって。人格否定になってしまうそうで。

「なんでいつも守れないの?」が。人格形成上、良くないみたい。

やるべきことは、「時間過ぎてるね」と言ってテレビを消す。

そして、視聴時間を過ぎたらどうするかのルールを事前に決めておいて、それを実行する。

我が家では3日間、テレビとゲーム禁止です。

休日なんて、テレビもゲームもなかったら何すればいいの?とか言ってくるけど。

そんなの知ったこっちゃない。

自分が時間を守ればいいだけだから。

要は、破った事実だけを言って、決めたルールを実行すること。

これだけでいい、と。

そもそも「約束」という概念が、小学3年生にはまだ難しいですね。

約束したら、それはもう絶対守ってほしいわけで。

教育、しつけとして。

しかし小学3年生には、「約束ね」「うん、わかった」の会話は成立しても。

その約束を守り続ける行動が難しい。

だから、ルールを決めるだけで、約束ではない。

約束事は高学年になってからだね。

コツコツ努力しなさい

毎日コツコツやる努力型にさせたいとき。

まず、自分はできているのか?を問う。

大人ですら難しいことを子どもにさせるのか。

本書にはこう書いてある。

コツコツやらせるよりも、「できた!」の体験の積み重ねが大事。

できないから、基礎からコツコツやらせようとするけれども。

できないものをやることが、子どもは嫌いだから。

そもそもやらない。

簡単なものでも、「できた!」を多くすることで。

子どものメンタルから上げていく。

「できた!できた!」を積んでいくと、挑戦してみようの気持ちが生まれる。

「コツコツやりなさい」の言葉がけがNG。

「できた!」ことを、ひたすら褒める作戦。

この方法のが伸びる。

入学時に勉強机は必要ない

祖父母からの入学祝いに立派な勉強机を頂くことがあるけれど。

はっきり言って、いらないです。

小学低学年は、まず一人で勉強しない。

誰かのそばにいたいし、孤独が嫌い。

なので、宿題するときもたいていリビングでやる。

わからないところは、見てあげないといけないし。

自分の部屋の自分の机で静かに集中して。なんていうのは。

高学年から。

低学年は、こたつ机でじゅうぶんなのである。

子どもはいつも不安

子どもへの接し方として、大前提が子どもはいつも不安であることを知っておくこと。

もっと聞いて。見て。一緒にやって。認めて。分かって。

助けて。信頼して。決めつけないで。評価しないで。考えを押しつけないで。

これらが子どもたちの心の叫び。

これらを念頭に置いたうえで。

大丈夫だよ。できたね。やったね。など親が認めて褒めて笑顔で接してあげたら。

子どもの伸びる力に大人は、ただただびっくりする。

小学3年生は、まるで幼稚園児みたいにそんなこともできないの?の行動から。

すごっ!!いつのまにそんなことできるようになったの?!まで。

ふり幅がすごくて、それが日常だからとてもおもしろい。

ただそこへの声がけとして、本書はプロから見てNGの言い方があること。

もっと違った言い方のが、子どものためになることをたくさん知れた。

日常的に使っていた言葉が、子どものやる気を奪っていたことが多く反省中である。

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