一文一文読みながら。
ただ、ただ、自分の大切だと思う人へ。
想いを馳せた。
これ以上ないほど素直に、「好き」と「ありがとう」を伝えたい。
それも、明日ではなく。
今をもって、この瞬間に。
そんな感情がざわめくように湧き上がる作品だった。
決して軽くないテーマをもって紡がれていくストーリーに、自身の持つ死生観が少し揺らぐような。
そんな捉え方もあるのか、と新たな知見を得たような、道が一本増えたような。
この著者の世界観は、満足度の高い時間だった。
この中の『分人』の考え方をもっと深掘りしたい。入手しよう。
私とは何か 「個人」から「分人」へ
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