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ステージ4の癌から、生還した人の教えとは。

私と似たような考え方を持つ人の本に出会った。

それは、ステージ4の肺がんから全身に転移し末期癌を宣告されたものの、11ヶ月後には全身からがんが消えた。

「奇跡の人」という名を持つ刀根健さんの著書。

私もパニック障害を患って、生き方をガラリと変えさせられたうちの一人で。

今までの生き方では、良くないよー、しんどくなるよー、というメッセージで今まさに変えるタイミングとして、パニック障害をもらったんだと今では思っている。

当時は外に出る気力もないし、食欲もなにをする欲もまったくない。

なんにもない。

用事があって外に出れば、目眩激しく、気持ち悪くなって座り込むし、倒れそうになるし。

音や光がうるさすぎて耐えられなくなるし、そう、ひどい状況だった。

ただ、死にたい欲がなかっただけましだったけど。

抗不安薬を処方されていたから、鬱傾向もあったんだろうが。

私の経験は、それだけど。そういうしんどい経験をしたからこそ、この世界のモノの見方や人との接し方、自分の生き方、在り方等々がガラリと変わった。

変えさせられた。

変えないと生きていけなかった。

その同じような体験をされて、といっても、壮絶さや体験は全く違うけれども。

生き方を変えさせられたと言う意味においては。

それらの経験を、とても読みやすく著書にされたのが『僕は死なない』という本。

ステージ4の壮絶なガン体験が、現実的にどんな状態になるのかというのも学びになったし、もちろんエッセイとしてもとてもおもしろかった。

引き寄せの法則に関する本は、たくさんあるけれど、実際に、日常的にこういう風にチャンスがきて、こういう風に痛い目にあって、そこから得るにはどういった思考にすれば本質が見えるのか、こういう体験談はなかなかない。

ノンフィクションだから、へぇ、すごい、そんなことがあるんだ、って素直に受け入れられたし、使えそうな体験は真似してみようと思えた。

逆に真似しないともったいない。こんなに貴重な情報が公開されているのに!

著書の中で、彼の好きな言葉が載っているという『永遠の大河』著者 TAO の分厚い一冊が紹介されているのだけど、これもとても興味深い。

500ページ以上あるけど、ぜひ読んでみたい。

『僕は死なない』は私の生き方の指針になっている引き寄せの法則について、分かりやすく書かれている。

何かの困難にぶつかっている人にこそ、ぜひオススメしたい。

何をどうして、どうすれば事態は好転するのか、彼が得た答えが書かれている。

素直に受け取れるか、実践できるかはあなた次第だけど。

私は、この本を手元に置き、事あるごとに読み返したいと思う。

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