思い出したわー。あの頃の自分。
妊婦というたった10ヶ月ながら、、されど10ヶ月。
人間を体の中で育成するって、なかなかに壮絶なのですっ!
40過ぎて高齢出産されてる方たくさんいらっしゃいますが、もう無理だな、私には。
体力的にも痛み的にも、すべて無理。と思いつつ、1時間で読了したこれ。
リアルな妊婦の体験記が書かれていながら、シンプルタッチの表情に悪意のあるマンガエッセイ。
おんもっっしろい。
おんもっっしろすぎて、5箇所、ブハハハッ(笑)って声だして笑った。
子を産んだ経験がある人は、そうそう!こんなことあったわぁぁ。って。
赤ちゃんできた⁉️の妊娠検査薬のその緊張感から、出産の胎盤が出るまでのあの壮絶な体験の全部が全部を思い出すでしょう。
めちゃくちゃ共感する。
わかりすぎて、お腹が痛くなりそう。
陣痛をおもいだす、、、。
私の出産はもう10年も前になるけど、それでもこの本を読みながら、昨日のことのようにまざまざと思い出した。
もういやだ、あれだけは、二度と、、。
経験したからこそ笑えるものから、知らなかったから余計に苦しかったあれこれ、体がとにかく重たかったあれやこれやも。
なつかしい、、そして、、今10歳になった娘をとても愛おしく感じる。
生意気な盛りだけど、やっぱりめちゃくちゃかわいい。
帰ったらおもいっいきり抱きしめてあげよう。いや、抱きしめさせてもらおう。
かーちゃん、がんばったんだよ!でも、一緒にあんたも頑張ったんだもんね!
娘よ。これからも、一緒に生きていこう!よろしく!って言う。
この本はもう一つ、妊婦になったら体の中で何が起こっているのかも書かれている。
胎児の成長とはこういう流れ、の意味で勉強になる。
何周目で耳や鼻ができて、何ヶ月目で心臓ができて、各器官ができてって、けっこう細かく書いてある。
加えてこの著者のセリフの言い回しがとても好きで、非常に簡潔ながら、なんともいえぬ感情を表現するその才。好き。
これから子を産みたい人、まさに今妊婦さんな人、産み終えて子育て中の人。
全ての人に送りたい。
子を授かる奇跡の10ヶ月をもう一度。