- 2023-06-05
- 2023-06-05
甲子園がなくなった球児の思い
神奈川県の桐蔭学園で甲子園を経験した著者が、18年間の憧れを奪われた球児たち、監督がどう最後の夏と折り合いをつけたのか。 考え抜いた末に導き出した新しい言葉は、なんだったのか。 高校生だから、滲み出る想いはそういう感情になる。 高校生だから、そこに辿り着くことができる。 社会に出ている大人とは全く違 […]
神奈川県の桐蔭学園で甲子園を経験した著者が、18年間の憧れを奪われた球児たち、監督がどう最後の夏と折り合いをつけたのか。 考え抜いた末に導き出した新しい言葉は、なんだったのか。 高校生だから、滲み出る想いはそういう感情になる。 高校生だから、そこに辿り着くことができる。 社会に出ている大人とは全く違 […]
【あらすじ】バスチアンはあかがね色の本を読んでいた。 ファンタージエン国は正体不明の「虚無」におかされ滅亡寸前。 その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。 その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年--ぼくのことだ!叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を […]
この人やっぱりすごい!と思わせてくれた1冊を紹介したい。 生きていく上で、成功とか失敗なんて気にしない。 そもそも、そんなものはない。 やりたいことがあるのか、やるのか、やらないのか。 やりたいことをやり続けていけばそれは、成功っていうこと。 そう豪語する彼の名は、栗城史多。 彼は、コネもお金も経験 […]
舞台を世界にすると、その国ならではの美や文化が『書店』に反映されていて、とても興味深い。 日本では、厚さ10センチくらいあるような革の背表紙のハードカバーの、The哲学書みたいなのをずらーーっと並べても、きっと売れない。 事実、そんなヨーロッパにあるような書店がない。 さまざまな書店ガイドも読んで […]
明確な答えがみつからないから、自ずと恐怖心がある死。 死とか、生命とか、生きる意味とか、宿命、運命などずっと以前から興味があって。 様々な書籍や映像やら情報を探ってきたけれど。 なるほど、こういうことか。と1番腑に落ちた感があるのが、この本。 死とは何かというと。 簡単に言うと。 顔の横に手をやって […]
夜の街、新宿には夜中もやっている薬局が5軒ある。 マツモトキヨシやドラッグセイムスなど大手もある。 食品や日用品も売っていて、便利なドラッグストアだ。 そんななか、メディアにも取り上げられ、注目を浴びている処方箋対応の小さな薬局がある。 「ニュクス薬局」である。 なぜ、「ニュクス薬局」が注目されたの […]
舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。 最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の<本心>を探ろうとする。 母の友人だった女性、かつて交際関係のあった老作家…。 それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。 さらには、母が自分に隠していた […]
いまなら、称賛をこめて「わきまえない女」と呼ばれるかもしれない。 日本で初めて、ロシア正教のイコン(聖像画)を描く画家となった山下りん(1857~1939)。 時代の制約のなか、周囲とのあつれきも恐れず画業に身を捧げた生涯を、作家の朝井まかて氏が歴史小説『白光(びゃっこう)』(文芸春秋)に描き出した […]