2021年2月

• 2021-02-25
• 2021-02-25

最上のスピーチ　THIS IS WATER

デヴィッド・フォスター・ウォレスが縊死したのは2008年9月12日である。 THIS IS WATERはその自殺の3年前、オハイオ州で最も古い1824年創立のケニオンカレッジの卒業式に招かれ、卒業生に贈ったはなむけの言葉だ。 生涯で一度きりのこのスピーチは、彼の生き方だからこそ、刺さる。 その悲しい […]

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• 2021-02-17
• 2021-02-17

こんな研ぎ澄まされた小説を他に知らない

同じ小説を短期間に２度読むなんて。 ２度目の時間を、新たな1冊に費やした方が充実すると思っている。 覆された。 名もなき彼のデビュー作に。 この本はなぜだろう。 1度読み終えて、まず圧倒的に好きだった。 水墨画をテーマにしたものは、初読だったし新鮮で学びもあった。 砥上裕將氏の「線は僕を描く」をひと […]

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• 2021-02-16
• 2021-02-16

違和感から逃げないこと

これは昔々ある国に起こったおとぎ話ではない。 フランスで100万部突破のベストセラー。 世界10か国以上で出版。 「ごく普通の」国家が、日々の生活に知らぬ間に忍び込み、人々の行動や考え方をだんだんと支配するようになるさまを描いた寓話である。 『茶色の朝』　フランク・パブロフ　物語　 　　　ヴィンセン […]

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• 2021-02-06
• 2023-05-22

幸せについて

大好きな谷川俊太郎氏の詩集のような、エッセイのような。 幸せをテーマに、谷川氏の言葉が音楽のように奏でられている。 幸せについて。不幸について。 思うこと。定義。 さまざまな切り口から、語られている。 どれもこれも短い表現だから、サラサラっと読めてしまうけど。 だからこそじっくり噛み締めたい。 すぐ […]

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