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小説

  • 2023-06-09
  • 2023-06-09

ホモサピエンスが生き残ったのはなぜだ

2026年、京都で大暴動が起きる。 京都暴動(キョート・ライオット)──人種国籍を超えて目の前の他人を襲う悪夢。 原因はウイルス、化学物質、テロでもなく、一頭のチンパンジーだった。 未知の災厄に立ち向かう霊長類研究者・鈴木望が見た真実とは・・。 吉川英治文学新人賞・大藪春彦賞、ダブル受賞の超弩級エン […]

  • 2023-06-05
  • 2023-06-05

幸福へ道のり

高すぎる知能はエゴとプライドを産む。 それらは人を蔑む。 蔑む人は、他者から愛されない。 知能は低くても、愛される術を知っている。 人を疑わず、素直に正直に笑う。 知的障害者とは、実は幸福度が高い生き方を知っている者ではないのか。 IQとはなんぞや。知能とはなんぞや。 人間は物質に限らず、持ちすぎる […]

  • 2023-05-22
  • 2023-05-22

人生哲学をファンタジーから学ぶ

【あらすじ】バスチアンはあかがね色の本を読んでいた。 ファンタージエン国は正体不明の「虚無」におかされ滅亡寸前。 その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。 その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年--ぼくのことだ!叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を […]

  • 2023-05-19
  • 2023-05-19

大切な人の本心を知りたい?

舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。 最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の<本心>を探ろうとする。 母の友人だった女性、かつて交際関係のあった老作家…。 それらの人たちから語られる、まったく知らなかった母のもう一つの顔。 さらには、母が自分に隠していた […]

  • 2023-05-15
  • 2023-05-15

日本語はこう使いたいし。こうあるべきである。

いまなら、称賛をこめて「わきまえない女」と呼ばれるかもしれない。 日本で初めて、ロシア正教のイコン(聖像画)を描く画家となった山下りん(1857~1939)。 時代の制約のなか、周囲とのあつれきも恐れず画業に身を捧げた生涯を、作家の朝井まかて氏が歴史小説『白光(びゃっこう)』(文芸春秋)に描き出した […]

  • 2023-05-15
  • 2023-06-05

皮をかぶっている人間たち。

この世界はどこかが変な人でできている。 多様性を認めよ、多様性を受け入れよ。とよく聞くけれど。 自分がマイノリティの一人でなければ、受け入れたくてもよくわからないのである。 現実がそうなのである。 自分の想像力が及ばなくて、え?なんで?やだ、きもちわるい。で敬遠されるのが事実、現実。 相手のことを決 […]

  • 2022-11-09
  • 2022-11-09

引きこもりのドアを開けるには。ヒントはここに。

好きで引きこもっているわけじゃない。 日が沈み辺りが暗くなる。 呼んでもいない夜が、顔を出してくる。 また何もない無為な一日が始まる。 何も生まない、生み出せない。 そういう日々を過ごしたことが、あなたはあるだろうか。 小説8050は、いじめが原因だけれども、現実的に様々な理由で引きこもりになってい […]

  • 2022-11-09
  • 2022-11-09

人格・死生観をテーマにした小説

一文一文読みながら。 ただ、ただ、自分の大切だと思う人へ。 想いを馳せた。 これ以上ないほど素直に、「好き」と「ありがとう」を伝えたい。 それも、明日ではなく。 今をもって、この瞬間に。 そんな感情がざわめくように湧き上がる作品だった。 決して軽くないテーマをもって紡がれていくストーリーに、自身の持 […]

  • 2022-11-09
  • 2022-11-09

小さな島では女性が歴史を作る。男には権限なし。東京も早くそうなれと思えた本。

流れ着いた島では[ニホン語]と[女語]、二つの言語が話されていた。 彼岸花の咲き乱れる砂浜に倒れ、記憶を失っていた少女は、海の向こうから来たので宇実と名付けられた。 ノロに憧れる島の少女、ヨナと、[女語]を習得している少年タツ。 そして宇実は、この島の深い歴史に導かれていく。 参考文献から推測するに […]

  • 2022-09-10
  • 2022-09-10

我々は人間というものを知らなすぎる。

我が家の隣人の話をしよう。 彼はいつも部屋にこもっている。 どうやって生計を立てているのだろう。 ネットさえあれば、今の時代稼げるジャンルはあるだろうが、不思議である。 いかんせん、犬の散歩に出たりも、運動に出る姿も見かけない。 聞こえる音といえば、飼い犬が時々キャンキャン鳴いている声ぐらいなもの。 […]